第11回日本スポーツパフォーマンス学会大会 学会賞および優秀賞について
2025年7月30日に開催された第11回日本スポーツパフォーマンス学会大会の一般発表について、厳正なる審査の結果、31件の発表の中から以下の2演題に学会賞、優秀賞が贈られることとなりました。受賞者の皆様、おめでとうございます。
学会賞
『投手の「球速」と「ボールの握り方」の関係性』
小牧憲充(中部学院大学)

優秀賞
『陸上競技女子 400m 走におけるレース分析をもとにしたコーチング実践
―レースパターンの変化によってパフォーマンスを大きく向上させた事例―』
山元康平(福井工業大学)

受賞者からのコメントをご紹介します。
学会賞受賞 小牧憲充 様
この度は栄えある学会賞を賜り、誠にありがとうございます。
今回の研究テーマである「球速とボールの握り方の関係性」については、高校現場にいた頃から薄々感じていた傾向を、現勤務校の大学生投手(平均球速139km/h、最速152km/h)38名を対象とした検証により、改めて裏付けた内容となります。
今般、長年の現場経験での気づきが学会大会にて評価され、このような栄えある賞を頂けたことは、私にとって大きな励みであり、今後の研究活動への無限の力となります。
改めまして、今回の受賞に際し、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
優秀賞受賞 山元康平 様
身に余る賞を頂き大変光栄に存じます。大会実行委員の先生方ならびに運営スタッフの皆様に深謝申し上げます。
本研究では,陸上競技女子トップレベル400m走競技者のパフォーマンス向上に伴うレースパターンの変化について,4年間のコーチング実践を事例的に報告しました。
今後もスポーツパフォーマンス向上に資する実践的研究に鋭意取り組んで参ります。